2002/08/09,10 ピサにて。


今夏のイタリアは例年より「冷夏」だったらしく、涼しいを通り越して寒い日が続きました。私はそんな事 とも知らず日本からノースリーブ・半袖・七分袖しか

持って行かなかった為、真夏なのに「さっぶぅ〜い」と震えることが多かったのです。そしてこのピサの旅は、 その寒さを一番体感したものとなってしまいました。





シエナからフィレンツェまで高速バスで移動し、フィレンツェから電車でピサまで。
電車に乗るのは初めてで、日本との違いを色々観察していました。

天気はずっと曇り空。気温も低く、あまり旅行日和ではない感じ。
しかしみんなでわいわいとハンバーガーを齧りつつ、無事にピサに到着。

こじんまりとした雰囲気。 とりあえず「地球の歩き方」を参考にホテルへと向かいました。 地図を頼りに歩いていくと、ちょっとわかり にくい所にひっそりと佇む建物が現れました。

フロントの人は日本人と分かるや否や英語で説明をし出し、大部屋で安い部屋と2人ずつの普通の部屋を見せて くれて、大部屋は大きいベッドに2人で寝るというつくりだったので、私たち(6人)は普通の部屋を選びました。

案内をしてくれた気のよさそうなオジサンのシャツの胸の部分からのぞく胸毛が、「これこそイタリア人!」と強調しているように私には見えました…。
寮にはない湯船がホテルにはあることを期待していたのですが、 3つ星では無理のようでした…












部屋に荷物を置き、ピサの斜塔まで歩いて向かうことに。どんどん雲行きは怪しくなるばかり。
城壁に囲まれた中には、あの斜塔といくつかの建物が並び、「ホントに斜めってるよ…」と感動しました。

しかしその日はもう時間的に遅く、斜塔に登ることはできず、 翌日出直そうと高い予約チケットを買い、 帰りました。

その途中オステリアに寄り、食事をしたのですが、そこの料理は結構おいしかったです。
しかも小さいコースのように何品か出てきた のですが、結構安かった覚えがあります。

翌日は朝から大雨。日本語をやたら聞いてくるカメリエーレに、ミルクを入れても全く色が変わらないほど濃い
コーヒーを出されてびっくりしながら朝食をとり、 大雨の中を素足にサンダルでホテルを出ました。
歩いていくのはキツイと考え、駅からバスで斜塔まで向かう ことにしました。

しかしどうやらバスを乗り間違えたようで、斜塔からどんどん離れ、一旦空港のほうまで行ってしまい、
かなり遠回りをして到着しました。

予約して いた時間ぎりぎりになり、入れるのか不安でした。








入り口の怖そうな警備員に聞くと「もうガイドツアーは出発した」と言われましたが、それでもいいからと中に 入り、登り始めました。

中の階段は塔と同じように斜めでした。しかも、雨で足元はびちょびちょに濡れ、今にも滑って転びそうだった ので、慎重に一歩一歩進みました。

頂上に到達すると、そこには少し霧がかったピサの街並みが広がっていました。狭い中に人が傘をさしつつ 移動するので写真が撮りづらかったです。










斜塔を降りてからは雨もやみ、友達や自分に出すためのポストカードやお土産として斜塔をかたどったガラスの
小さな瓶に入ったお酒を買ったりしました。

斜塔を抑えているような写真を撮ろうと騒いでいたら他の観光客の方たちにちょっぴり奇異の目を向けられましたが、
私たちが立ち去ろうとすると自分たちもやってました…

結局やってるやん自分ら!!と関西弁でつっこみたい気分でした。
そしてピサの街をあとにしました。

帰りにフィレンツェにもちょっとだけ寄ろうと思っていたのですが、あまりの寒さと疲れで断念し、おとなしくシエナに帰りました。
ずっとサンダルで歩きつづけていた私の足は、もう真っ白になるほど冷えていました。











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