紅葉 始まる 秋の上高地  

標高3000メートル級の穂高連邦や、数々の名峰に囲まれ上高地は、梓川流域に発達した谷底平野です。
有名な河童橋からは、穂高連峰・明神岳が望め、英国人ウォルター・ウェストン卿がこの
上高地と日本アルプスを
その著書を通して、世界に広めました。
多少のアップダウンはあってもほぼ平坦な道を、雄大な穂高連峰を間近に眺めながら、のんびり歩いてみました。
   

紅葉真っ只中の上高地を、バスターミナルからビジターセンターまでの梓川沿いの散策です。 
紅葉と言うより黄葉、ゴージャスな黄金色の小径をつれづれに歩けば、北アルプスの清流梓川を渡る風が、
とても心地よいです。 
                    

槍ヶ岳や穂高の雪渓から滴り落ちてきた清らかな水を集めて流れる梓川は、静かながら力強い瀬音をたてて
流れています。

谷あいながら明るく開けた川沿いを、白樺やカラマツを眺めながら、清々しい空気の中を辿っていると、
程なく河童橋に着きました。 芥川龍之介が小説『河童』に登場させた河童橋です。

上高地のシンボルであるこの橋は「カラマツ」材の木造つり橋で、かけかえられて5代目です。

 

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