神無月に訪れた 出雲・松江    

秋10月の快晴の日、出雲・松江を訪れました。 
<出雲大社> 
「神無月」ながら出雲だけは、ヤオヨロズ・つまり八百万もの神様が出雲に集結!と言う事で、「神有り月」でした。  縁結びで名高い大社です! 

出雲大社本殿
神代の昔の物語を実感できる、荘厳な国宝の本殿。 
大黒様と慕われる大国主命が祭られる本殿は、
日本最古の神社建築様式である大社造りです。
神話では、国譲りが平和的に解決したとして、
天照大神の命で、神々に造らせた宮殿が、
その始まりとされているそうです。
門前町の風情が残っている
神門通りの先に、少しずつ
社殿の姿が明らかになってきます。
拝殿へ向かって歩いていくと
祓橋付近から松並木の参道が
続きます。5月に、的射祭や
流鏑馬の神事が行われるそうです。


拝殿
 総檜造りの拝殿には、長さ8m、重さ1.5tの
大注連縄がかけられています。
宍道湖 
シジミの産地としても知られる、夕景が有名な宍道湖の美しさは
松江を愛した文豪ラフカディオ・ハーンも絶賛しています
。 

 

松江は、静かで落ち着いた美しい城下町です。 
「耳なし芳一」などの日本の怪談を世界に紹介したことで知られるラフカディオ・ハーンこと小泉八雲が、英語教師を務めて暮らした町としても有名です。 

   
松江城
鳥が羽根を広げたような破風
(三角屋根)を持っていることから
「千鳥城」の名でも知られて
見事です。 
  天守閣に登ると
松江の街が一望でき
なかなかの絶景です。
    松江城とお堀

松江城周辺の堀川に沿って、武家屋敷が数件あり、端正な風情があります。
江戸時代初期から、松江藩の中級武士の住まいとして使われていた建物で、きれいに保存されています。 
小泉八雲は、その武家屋敷の一軒を借り1891年の半年間暮らしました。 その旧居も記念館として保存され、彼ゆかりの品々が展示されています。 

 
武家屋敷界隈   武家屋敷

 

  川から眺める城下町の風景も
趣があります。

 

 
地元の船頭さんによるガイドも楽しいです。
松江の民謡を歌うサービスもあります。
コースの全長は、約3.7km、
遊覧時間は約50分間です。
  松江堀川めぐりは、10〜12人乗りの舟に乗って
1時間程度かけて松江城周辺を回ります。
舟には屋根が付いているので、雨の日も安心です。
冬はこたつを備えた「コタツ船」が運航します。

 

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