オーバーアマガウ OBERAMMERGAU  

ミュンヘンの南に位置するオーバーアマガウは、人口僅か5,000人の小さな村ですが、家という家の外壁に
さまざまなフレスコ画が描かれている、こ綺麗な可愛いらしい村です。 

フレスコ画というのは、漆喰を塗って乾かないうちに、水彩絵の具で絵を描いてゆく技法のことで、家毎に異なった
花模様や宗教・神話・童話などに題材を取った、さまざまなフレスコ画が描かれた民家が建ち並び、村全体が屋外美術館のようです。

 

オーバーアマガウのもうひとつの名物は、木彫り人形です。 
この村は、千年以上の伝統を持つ木彫りの村としても有名で、多くの職人が、そのマイスターシップを脈々と受け継いでいます。
通りには木彫り人形の店が並び、ショーウィンドーを見て歩くだけでも、とても楽しいです。
木彫りのテーマは、信仰の厚い村だけあって、聖書の物語を扱ったものが多いです。  

信仰の厚いと言えば、またこの村は10年に一度行われる「キリスト受難劇」でも有名です。
これは
17世紀に流行したペストが、この村のすぐ近くで止まったことを神に感謝して始まったもので、10年に一度、
村人総出で「キリスト受難劇」を演じ、多くの観光客を集める、300年以上も続いている演劇です。
ちなみに、次の上演は 2010年です。 


この村を後にして、ミュンヘンに戻りました。 
ミュンヘンはかつてのバイエルン王家の首都であり、現在はバイエルンの州都です

街の中心街マリエン・プラッツの近くには、有名なホフ・ブロイ・ハウスというビア・ホールがあります。
ここは、300年以上の歴史をもつ、由緒あるビアホールで、1階の丸天井のホールは7千人も収容できるという大きさです。
ヒトラーがナチスの旗揚げをここで行ったことでも有名で、毎晩地元の人や観光客が、名物の白ソーセージをおつまみに
ビール片手に歌ったり、笑ったり、踊ったりと、大騒ぎして、楽しみます。

郷に入れば郷に従え!
当然、ミュンヘンの夜は、ドイツビールです。
大ホールでは、既に演奏が始まっていて、にぎやかでした。 
演奏も、様々な曲を奏で、ヨーデル、カウベルの演奏、ペアの踊り、各国の国家や、さらには日本人観光客用には、
「上を向いて歩こう」まで演奏し、楽しませてくれます。 
 みんなで腕を組み、左右にスイングしながら飲み、食べ、歌い、楽しい夜でした。 

 

ドイツ表紙に